AZUMAs式デッサンで石膏像(ホメーロス)を描く

AZUMAs式デッサンで石膏像(ホメーロス)を描く
今回はデッサンでとても大切な題材である石膏像(ホメーロス)の描き方をAZUMAs式デッサンを使って紹介します。
もちろん描き方の手順を見ただけでは描けるようになりませんが、教室に来られている受講生のために少しでも参考になれば幸いです。
今回は2Bの鉛筆一本で描き、ほとんど消しゴムは使いませんでした。とても楽しく充実した時間を過ごしあっという間に時間が過ぎていきました。題材はとても複雑ですが、AZUMAs式デッサンの考え方で計画的に描いたのでとても簡単に感じられました。
デッサンは難しいなと思っている段階はまだAZUMAs式デッサンの脳は構築されていません。楽しいなと思えるようになってきたら、なんでも描けるようになると思います。
このデッサンをさらに細かく写真みたいに描くことができます。ただ、絵画作品として”描いた”というタッチ、過程はその人の魂が宿っています。だからこそタッチを全て無くしてCG、写真みたいに描き、写真、CGの奴隷になってしまうと絵画作品としての価値がなくなります。綺麗に描けるだけでは芸術作品として不十分です。だからこそ極力消しゴムを使わないでゼロから修正なしで完成まで描いていこうとする精神は大切です。

そして授業中に絵の描き方、理論、考え方を指導していますが、必ずこう描くべきだと断定しないように注意しています。芸術は断定できないからです。

また、教室では受講生同士で絵を見合う時間帯があります。教室の受講生は初心者からベテランまで様々な方がいらっしゃいます。お互いの絵を見て勉強して良い刺激を受けてより幅広い芸術作品を制作できるようになるのでこのような環境は貴重だと考えています。
先生のデッサンの作品は販売しているか受講生から聞かれました。販売しています。受講生でも先生の教材作品を購入して家で毎日模写しているという話を聞きました。原画を毎日見て、模写などしたりすると効率的に早く上達できるかもしれませんね。
今回は教材作品として原価より安く生徒さんに提供したいと思いますので、興味のある方はご連絡ください。


AZUMAs式デッサンから得られる15のこと

1 透視図法、パースを理解して自分が創りたい正確な形をとれるようになる
2 少ない筆数で多くを表現できるようになる
3 基本的に2B鉛筆1本+消しゴムを極力使わないで絵が描けるようになる
4 線でなく面で理解してポリゴン画法を習得する
5 明暗の理論を理解する
6 繊細な影の付け方、素材に合わせたタッチを習得する
7 明暗境界線、反射の仕組みを理解して立体感、透明感、空気感を出せるようになる
8 デッサンの明度の順序を20段階まで捉えられるようになる
9 複雑な構造を簡略化して理解し、重点から計画的に制作できるようになる
10 ザラザラ、ツルツル、すべすべのような様々な質感を表現できるようになる
11 短時間クロッキー、長時間デッサンの作品を分け描き方の工夫ができるようになる
12 作品作りの実と虚について理解する
13 平面構成、デザインの要素からデッサンを分析する
14 美しい構図のバリエーションを習得する
15 AZUMAs式デッサン脳を構築してあらゆる題材を描けるような本物のデッサン力をつけ、絵を描くことが好きになる


もちろん習熟度には個人差がありますがこの15のことをマスターしたらデッサンのレベルは一流だと思います。将来的にこのカリキュラムがAZUMAs学校法人としてだけでなく、大学として発展して、デッサンが上手い人はAZUMAs式デッサンを受講したことがあるというようになるために指導して参ります。

また、このような自分が描きたい題材がある受講生を支援しています。自分で題材を選んで、描き方の作戦やアドバイスをしますので一緒に最高の作品を作り上げましょう!
最近受講生が見せてくれた作品です。描いていてとても楽しそうですね!みなさんのモチベーションが上がるために紹介させていただきます。
Instagramでも作品を発表しているのでぜひご覧ください
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