AZUMAs式デッサンで人体の筋肉を描く

先日、AZUMAs式デッサンで人体の筋肉を描く講座を行いました。人体の筋肉というモチーフの中には複雑なポリゴン画法、明暗、タッチ、反射、形などの学ぶべき要素がたくさん詰まっています。講座内容は講師と受講生が一緒に同じ人体の筋肉のモチーフを描き、講師の描き方の手順や説明を受けながらそれぞれ自分のペースで作品制作を行いました。
こちらは授業の後、加筆して完成させた見本作品です。凄まじい筋肉ですね。筋肉を描くために誇張した題材です。しかしながら男として羨ましいです。小学生のじゅのくんにこのようになりたいかと聞いたところ、人間はここまでの筋肉は必要ないという返答をいただきました笑。
2Bの鉛筆と練り消しゴム、安いデッサン紙で描きました。本質と重点を抑えて描けば画材は重要ではありません。ぜひ受講された方は参考にしてください。形、影のつけかた、実と虚、強調と省略、ポリゴン画法など多くのことを学べると思います。

私自身、自分1人で家で描くよりも受講生の皆さんと描く時の方が格段に楽しく感じます。受講生も自分の作品と向き合うだけでなく、周りの良い刺激を受けながら新しい気づきや交流を通して成長していくべきです。授業中は周りの絵をよく見て、良いところを褒め合い、積極的に交流して楽しみながら絵を描いてほしいです。
授業の感想で楽しかったという感想が1番嬉しいです。楽しくなってきたというとこは少しずつ前の自分より上手くなってきたということです。絵を描いて下手になるということは絶対にありません。ただ、自分の絵を見る基準が上がると自分の作品に満足できなくなります。そしてまた、技術を伸ばして、目に追いついていき、楽しくなっていきます。そしてまた同じように絵を見る基準が上がっていくのです。私でさえずっとこの繰り返しです。だからこそ芸術は楽しく、深淵でわくわくさせてくれると思います。
私自身、一流の芸術作品を追求して本気で描いています。そのため、少なくとも大阪で1番上達する絵の描き方、考え方を受講生にお伝えしているつもりです。講師として口でこう直してというのは実は簡単です。ただ、授業中に実際に皆さんと一緒に描き、見本や参考になるような作品をその場で制作する講師は少ないと思います。描き方の説明の時だけではなく、作品制作している過程もぜひ積極的に見て吸収してくださいね。皆さんの絵の成長を応援しています。また、添削などLINEなどでも受け付けておりますのでいつでもご連絡ください✨



大阪絵画教室AZUMAs
京都絵画教室AZUMAs

0コメント

  • 1000 / 1000

絵画教室AZUMAs 東大阪校