AZUMAs講座受講生インタビューPart3

AZUMAs絵画教室ではほとんどの方が初心者です。
しかし中にはさらに絵を上達させるために絵を描く仕事をしている専門職の方々(美術教員、イラストレーター、アニメ背景作家、ゲーム会社、CGクリエーター、一級建築士、アニメーター、造形作家、画家など)もAZUMAs絵画教室に習いにきています。それはAZUMAs絵画教室がプロから認められている証拠になっていると思います✨✨今回は特別にそのような仕事をしている方々にインタビューしてみました。
インタビューテーマは「デッサンの重要性について」です。

ゲーム会社勤務のIさん


「デッサンの重要性」
独学で絵を描いていましたが、一枚の絵としてのまとまり、納得感が出せずにいました。解決法を調べていると、”適切な明度を表現できなければ、適切な色を表現できない”という言葉を見つけました。それが、デッサンを学ぼうというきっかけです。何回か通った現在では、適切な明度を表現することがいかに重要か、より認識できるようになりました。

守破離という言葉があります。基本や型を忠実に守り身に付ける”守”。基本に加え自身の工夫を加える”破”。自身の独創性を見つける”離”。デッサンは見たものを陰影で表現しますが、絵画表現の”守”の部分だと思います。基礎ができれば、誇張や省略などの演出ができるようになり、その後は自身の画風を身に付けられると思っています。そのために僕は絵画教室AZUMAsでデッサンを学んでいきたいです。






イラストレーターのNさん


独学で絵を描き始めてから10年ぐらい経つのですが、その中で大切にしたほうがいいなと思う事があります。
それは
「絵を描くことを楽しむ」
ことです。
Nさんの作品↑

人それぞれ絵を描く理由があると思うのですが、僕の経験からすると、「楽しむ」事が人生に一番いい影響を与えると思っています。
僕にとってデッサンを学ぶことは、この「楽しむ」をサポートする方法の一つだと思ってます。
長い間独学で絵を描いていると、技術不足が原因で、「違和感のある絵」になってしまう事がよくあります。この「違和感」をなくす力を身につけて再び「絵を描くことを楽しめる」ようにする。これが僕にとって「デッサンを学ぶ理由」です。
デッサンを学ぶことで得られるメリットとしては、

・長時間、モチーフと自分の絵と向き合うことで、正しい形や立体感、陰影を理解できる。

・そして、それを紙の上に表現する力が身につくだと思っています。

これらのことを学ぶことによって、今まで描けなかったものが描けるようになります。僕にとって「描けない=苦しい・辛い」「描ける=楽しい」なので、デッサンを学んで「描けない」をなくし「描ける」を増やしていくことは、「絵を長く楽しんでいく」うえで、非常に重要なことだと思っています。

以上が、僕がデッサンを学ぼうと思った理由です。そのうえで、デッサンを学ぶ際に気をつけてようと思っている事があります。それは「デッサン力がある絵=正解の絵」という考え方はしない、ということです。 


僕は大学受験を経験しているので、物事を正解・不正解で考える癖がありました。でも、表現の世界で正解・不正解を決めてしまうと、絵を描くことがものすごく窮屈で苦しく、退屈なものになってしまいます。なので、いい絵・悪い絵の判断は「技術力(デッサン力)」ではなく「自分がどう感じるのか」を大切にしたいと思っています。その方が絵を描くことを楽しめるからです。長くなりましたが、以上が今僕がデッサンに対して思っていることです。
Nさんの作品↑








デッサンの親分のTさん


デッサンの重要性は絵画を描く上で大事な基礎を学び、「理論」を理解し技術として習得する為にあると僕は思います
Tさんの作品↑

特に僕が大事だと思うのが以下の2つです
透視や遠近法の理論を学び、観測者の視点や距離によって物体がどのように映るのかを理解する
明暗の理論を学び、光源や観測者からの距離での物体への明暗の付き方、物体同士の位置関係での光の反射の付き方を理解する
Tさんの作品↑

あくまで僕の考えですが、僕は人が絵を見てその絵に惹かれるかどうかは最初に絵を見た一瞬の直感的な感覚だと思ってます
Tさんの作品↑

そしてその直感に訴えられるかどうかは、その絵がどれだけ「摂理」の上に成り立っている絵かどうかだとも思ってます
「摂理」に従った矛盾や違和感が無い絵画は自然に人の直感に訴えかけてきて人を惹きつける事が出来るのだと思います
そして「摂理」は「法則」であり「理論」として学ぶ事が出来ます
Tさんの作品↑

「芸術的な絵」や「美しい絵」を描く事はただ曖昧な感覚的なものではなく、誰しもが理論的に学ぶ事が出来て習得出来る技術であり、そしてその基礎はデッサンを通して学ぶ事が出来るのだと僕は思います






作家のSさん

Sさんの作品↑

観察量を養うために必要なことだから、と考えています。先生も以前の講義で仰られていたことですが、ひとつのモチーフにかける時間が長ければ長いほど、観察力の差が如実に現れるそうです。
Sさんの作品↑

表面の凹凸や陰影のグラデーションなど、そのモチーフが持つ絶妙なニュアンスをどこまで深掘りすることができるか、その能力を養うためにもデッサンが必要だと考えています。表現力もまた然りで、確かな観察力に裏付けされて初めて発揮できるものだと思っています。
「観察力を養うためなら水彩や油絵ではダメなのか」とも思いました。
Sさんの作品↑

決してダメではないのでしょうが、モチーフの正確な形をとる訓練や陰影の付け方を学ぶには、画材として1番慣れ親しんでいる鉛筆が最適なのではと考えています。
デッサン力を養うための画材に水彩や油絵では、それぞれの扱いに慣れるだけでも一苦労なのでは、と思っています。








イラストレーターのIさん


デッサンは、絵を一瞬見た時の魅力を上げるために重要だと思います。
Iさんの作品↑

デッサンを勉強した後、自分でイラストを描く際に、無意識に、いつも気にしていない点(構図や立体感、色被り等)を意識して描いていました。
Iさんの作品↑

こういった点を極めることは、イラストの魅力を引き上げる事と直結すると感じましたので、このように考えています!








アニメーターのSさん


わたしは今まで独学で絵を学んできました。
Sさんの作品↑

成長が止まってしまった時に出会ったのが東絵画教室でした。
ここでデッサン教室に一年弱通わせていただきました。
Sさんの作品↑
なぜデッサンが必要なのか。今までの私にはわかりませんでした。参考書や画集、インターネットに落ちている画像などからも学ぶことは沢山ありました。確かにそれなりに描けていたかもしれません。しかし今になって見返してみるとデッサンの甘さが一目瞭然でした。描ける、描けないではなく、言葉の通り甘いのです。今までの作品は目を閉じたいほどのものにすり替わっていました。時間が経った今、デッサンはとても重要だと実感しています。
Sさんの作品↑
ここで学んだことを活かして、これからもたくさん描いて作品を残していきたいと思っています。先生はいつも人に学ぶことによって特急の速さで上達するとおっしゃっていましたが、それは魔法の言葉で、そう思うようになると実際にそれくらいの速さで成長できていることに気付きます。今も、これからもずっと学ぶことは続いていくと思います。ありがとうございました。


Sさんの作品↑







一級建築士のNさん



かつて「建築の設計」を生業としていた者にとってはデッサンは死活問題であった。
Nさんの作品↑

建築をやる人はデッサンに対して、それなりの素養があったが、「AZUMAs絵画教室」に通い、デッサンは一年以上、水彩画もやがて一年を過ぎようとしている。それで少し分かってきたのは「デッサンは忍耐で水彩画は大胆に」という考え方だ。
Nさんの作品↑

師(東俊達氏)の石膏像を観てデッサンは一気に仕上げるのではなく、辛抱強く、ゆっくり、焦らず、丁寧に描くことが重要であると分かった気がした。課題のデッサンの作品を1日で完成させずに4日も費やしたが出来栄えにはとても満足している。
Nさんの作品↑


このような専門職の方々がAZUMAs絵画教室のデッサンを学びに来ていることはとても嬉しいです。また、周りの生徒さんも良い刺激を受けていると思います!デッサンは絵画においてとても大切ですので頑張りましょう✨
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